此の度は当社ホームページを御覧頂き、誠に有り難くここに感謝申し上げます。
当社は古来より神仏習合の社として主祭神素戔嗚尊(家津御子大神)、本地仏は阿弥陀如来をお祀りし、中世には「蟻の熊野詣」といわれる程多くの人々が熊野へ集いました。極楽浄土の地である熊野へ参拝することは即ち蘇り・再生を意味し、さらには熊野三山がそれぞれお祀りしている本地仏、速玉大社は薬師如来のお力で前世の救済を、那智大社は千手観音のお力で現世の利益を、そして本宮大社は阿弥陀如来のお力により来世の加護を頂く事ができると伝えられ、この神と仏の一体感こそが熊野信仰の神髄であり、平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されました。またこの熊野の天地と御社殿と人との調和のとれた一体感が、訪れる人々の心と体を癒し、それが現代またパワースポット・スピリチュアルとして若い世代の人々から団塊の世代の方々まで注目を集めています。
現代も未来もその時代を生きる人々の魂の折り返し地点として、是非年に一度・二度は心の切り替えの場としての熊野本宮へお参り下さい。