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参拝のご案内

熊野本宮大社 境内図

ご参拝の順序

ご参拝の順序

上四社をお祀りしている熊野本宮大社からお参りください。
参道入り口の鳥居は、神が宿る神域と人間が住む俗界との結界を表します。
鳥居をくぐる前に一礼しましょう。また参道の中央「正中」は神様のお通りになる道なので、右端を登り、左端を下るのが作法です。
杉木立の中、「熊野大権現」の奉納幟が立ち並ぶ158段の石段を、一歩一歩上るにつれ心は静まり、神域へと近づきます。

参道の中腹、左側にある祓戸大神にまずお参りをし、身を祓い清めます。
さらに上には手水舎があるので、手と口をよくすすぎ清めましょう。
まず、右手に柄杓を持ち、左手に水をかけて清めます。次は、左手に柄杓を持ち替え、右手を洗います。そして、右手に柄杓を持ち、左手に水を受けて口をすすぎます。口をじかに柄杓につけてはいけません。最後に柄杓を縦に持ち、柄杓の柄を洗うのが作法です。

神殿内の参拝順序は、次の通りです。

①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社         結ひの神(八百萬の神)

お参りの作法は各殿共に、二礼二拍手一礼(二回お辞儀、二回手を叩く、一回お辞儀)です。

本殿から旧社地大斎原までは、国道を渡り徒歩10分ほどの距離になります。
途中、伊邪那美命の荒御魂がお祀りされている産田社にもお参りください。新たなものを生み出すパワーを感じる神社です。
その後日本一の大鳥居をくぐり、大斎原へお参りください。

かつて熊野本宮大社があった大斎原には二基の石祠が建てられ、左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊をお祀りしています。